最近会った東急8000系ファミリー
今回は、東急8000系・8500系とその譲渡車などについて。
田園都市線の8500系
8628F
緊急事態宣言の合間に、山手線の西側で仕事があり、数年ぶりに(とはいえコロナで一年以上余計な外出を控えていたので、どこへ行っても数年ぶりなのだが)東急田園都市線に乗った。田園都市線は、東横線と違って古い車輌がたくさん走っており、数十年タイムスリップしたような気分になれる。
乗車したのは、東急8500系8628F、デハ8528。1978年に製造された車輌だ。
乗ったのが全て地下区間で、ホームドアも整備されているために前面写真は撮れなかった。
なお、この日には東武30000系にも会っているが、それは別の記事(「東武30000系の思い出 - 読んだ木」 )に書いた。
8631F
また6月の別の日に、押上駅で8500系8631Fに出会った。
8500系は、貫通扉にちょっと踏み板があるんだな。
2014年ごろの写真 8637F
昔は東急線なんぞに縁がなかったから、古い写真などないだろうと思ったら、一枚だけあった。
青帯が特徴の8637Fだ。東武伊勢崎線、新越谷駅でのスナップである。奥には営団03系も見える。2014年明けごろの写真。なんで撮ったのだろう、青帯が珍しかったのだろうか。当時は別にそれほど鉄道に詳しいわけではなかった。
伊豆急行線の8000系
↓情報が増えてきたので、新しい記事に分割した。ぜひご一読あれ。
長野電鉄の8500系
さらに過去の写真を遡ってみたら、2017年に長野電鉄の8500系も写真に収めていた。
まるで半蔵門線か新玉川線の走行風景でも見ているみたいだ。中間電動車の先頭車改造なのに、伊豆急の先頭車改造車に比べてもその改造の度合いはさらに高度になっているように思える。貫通扉は角ばっておらず角丸だし、行先表示も種別表示もちゃんと3色LEDになっている。側面のビードが先頭部分だけ切れていることから、これが先頭車改造だとかろうじてわかる程度だ。
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そのほか
東急8000系というと、近年最も活躍しているのはインドネシアのジャカルタだろう。車両の価値というのは色々な側面で測れるだろうが、登場から半世紀経っても世界各地で元気に走れる車両というのは、それだけで賞賛されてよい。まさに質実剛健な形式だ。
余談だが、ジャカルタでは、国鉄(JR)205系や営団(メトロ)6000系など、僕が昔お世話になった車両たちも大活躍しているらしい。一度は行って見てみたいものである。
※車両ネタの記事では他に
東急1000系の話→東急池上線 車両いろいろ、1000系いろいろ - 読んだ木
伊豆急8000系の話→伊豆急行線の8000系 - 読んだ木
伊豆急2100系の話→伊豆急2100系 キンメ電車と黒船電車 - 読んだ木
東武30000系の話→東武30000系の思い出 - 読んだ木
京急2100形・1000形の話→くるりの「赤い電車」の芸の細かさ - 読んだ木
もどうぞ。