読んだ木

研究の余録として、昔の本のこと、音楽のこと、3人の子育てのこと、鉄道のことなどについて書きます。

2021年の振り返りと2022年の抱負

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11月には久々の出張で宮城県
ちょっとした2021年振り返り

 バイデンの大統領就任が今年1月だったなんて信じられない。もう数年経ったような気がしている。今年は急に、前職のエネルギー系の求人で国内外から色々と引き合いがあって、政治の変化によるビジネス環境の変化が、僕のような実業界の彼岸にいるような人間にまでさざなみのように及んできた。

 「感染症と休園に苦しむ親たち - 読んだ木」を書いたのは今年の7月後半。その頃から東京や近隣県では緊急事態宣言が発出され、ずっと子供に振り回される日々。9月末に緊急事態宣言が解除されたあたりから子供も普通に保育園へ行けるようになり、そのおかげで僕は急激に忙しくなることができた。おかしな話だが、仕事が忙しいというのは、家事から解放されて初めて可能なことであって、仕事が忙しくて家事ができないというのは、我が家では成立しない。なぜなら人手が少なくて、家事の方が優先されるからだ。家事の合間に書いていたこのブログを更新する余裕も全くなくなり、気づけば大晦日である。今年は終夜運転もあるらしく、徐々に平常の生活が戻ってきているようだ。

 

2022年へのささやかな抱負

 しかし、2020年の春から今年の秋までの諸制約により、僕の仕事は大幅に遅れている。10月から12月までの3ヶ月間で取り戻すことができた遅れはわずかなものだ。来年は大車輪で働かなくてはならない。仕事以外の理由で仕事時間が足りない場合、他人からの引き受け仕事に先に取り掛かる必要がある。自分のための仕事、自分のやりたい仕事が後回しになってしまう。来年は引き受け仕事を減らし、自分のために仕事をしていくつもりだ。自分のために時間を使うことは簡単ではないが、徐々に要領もよくなっている。とはいえ、またコロナ禍のような予期せぬ災害が降りかかってきて、色々なことがワヤになってしまう可能性もなきにしもあらずだが。あとは天に祈るしかあるまい。

 仕事の引き合いがあり、また、自分のやりたい仕事があるというのは、いずれにしてもありがたいことである。この状況を継続するためには、やはり健康、これが第一だ。最近しみじみ思う。自分だけでなく、最低限自分と共に暮らす人々の健康。それを支えるのは規則正しい睡眠と、十分な栄養のある食事を用意すること。どうも年寄りじみていけないが、しかしこれなくしては何も始まらない。そして、これらを継続する原動力は、元気。などとのたまえば、もはや呆れ返られてしまうかもしれないが。人と交流して、元気を得て、その元気でもって、暮らしを頑張っていく。その暮らしの基盤の上で、自分の仕事を積み上げていく。こういうふうに来年を過ごせたら、百点満点である。